本編
千秋はふと意識を取り戻す。 足はしっかりと地面を踏みしめているが、覚醒したての頭と体は追いつかず僅かにふらついた。 そこはだだっ広い空間で、地下駐車場のようだ。薄暗く、目が慣れるまで時間がかかるだろう。それでも目を慣らす事が出来たのは、点々と配置された蛍光灯のおかげだ。それは首を垂れ、じじ、と力ない灯りを落としている。 隣には千冬がいた。このような経験が初めてであれば驚くかもしれないが、きっとあなたたちは二人揃ってこんな事を思うのかもしれない。 「ああ、またか」と。 それでもあなた達は本能的な恐怖を感じざるを得ない。SANc(0/1)
染谷千冬 : 1d100<=72 【正気度ロール】 (1D100<=72) > 95 > 失敗 [ 染谷千冬 ] SAN : 72 → 71 染谷千秋 : 1d100<=31 【正気度ロール】 (1D100<=31) > 89 > 失敗 [ 染谷千秋 ] SAN : 31 → 30 染谷千秋 : いつものことなので軽いため息をついて千冬の状態を確認します。めぼし! 「……またか。千冬、大丈夫か?」 染谷千冬 : 「……ああ、大丈夫だ。千秋は」 千秋の手に指を絡めます。
二人とも目星どうぞ。
染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 78 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 99 > 致命的失敗
千冬はそうして千秋に目を向ける。別段変わったところはないように思える。アイデアもどうぞ。
染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 80 > 成功
千冬は記憶を思い返す。確か、二人で買い物に出かけていた最中だったはずだ。その証明に、いつも持ち歩いている小さな鞄を二人とも持っていることに気づく。 千秋は千冬に触れられた瞬間、今までの出来事が頭を過ぎる。千冬になりすました、知らない誰か。彼らは皆、千冬のように言葉を話し、自分に取り入ろうとする。もしも、目の前の千冬がそうだったら? 反射的にそう考えた千秋は、千冬から伸ばされた手を弾いた。SAN値を-1してください。
[ 染谷千秋 ] SAN : 30 → 29 染谷千冬 : 「……ごめん」 手を下げます。 染谷千秋 : 「……」 反射で千冬の手を弾いたことが人生で初めてなので自分でもちょっとびっくりします。 染谷千秋 : 目の前の千冬って千冬に見えますか?
一見、いつもの千冬と変わりないように見える。
染谷千秋 : (千冬に見える。……けど、信用できねー。ここが夢の中じゃないって言えるか?あの時と同じで、千冬じゃなかったら。……俺が油断した隙にまた飛びついてきたら、……だりーな) 染谷千秋 : 「……悪いな、前のこと思い出してさ。少しビビった」 千冬のことを内心警戒しつつ、普段通り振る舞います。いつ襲われても大丈夫なように身構えます。 染谷千秋 : 「……ここはどこだろうな」 周囲を見渡します。ついでに千冬の方ももう少し観察したいんですけどどうですか?() 染谷千冬 : 「いや、俺が不用意だった」 僅かに眉を下げながら、周囲を観察します。
千秋は周囲を見渡しながら、千冬の様子も確認する。自分と同じくあたりを窺っている千冬は、この場所を知らないように思える。 二人とも目星どうぞ。
染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 65 > 成功 染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 63 > 成功
周囲は薄暗い。蛍光灯のおかげでどうにかうっすらと視界が確保できている程度だ。先がどこまで続いているのか分からない。後ろを振り向くと、そこには一切の光が無い暗闇が広がっている。後方へ進むのは得策ではないと感じるだろう。 目を凝らせば、どうやらこの先は行き止まりになっており、色の違う扉があることが分かる。この空間は無限に続いているというわけでないらしい。 千秋は心理学や精神分析を振ってもいいですよ。
染谷千秋 : もってないです!
初期値で振ってもいいですよ!心理学も今回はオープンで可能です。 振らなくてもいいです。
染谷千秋 : 高い方!ふりまーす! 染谷千秋 : ccb<=5 【心理学】 (1D100<=5) > 47 > 失敗
残念!何にも気づきません。
染谷千冬 : 「……千秋が、俺を信用できないのは分かる。むしろ、千秋は偉いな」 染谷千冬 : 「……ひとまず、俺の記憶を共有する。千秋と買い物に出ていたところだった。その時に持っていたカバンもある」 染谷千冬 : 「他に、聞きたいことはあるか? ……聞いたからといって、信じられるとは限らない。でも、話せることは今、話しておこう」 染谷千秋 : 千冬に言われて初めて買い物の時のカバンに気付きます。怪異に巻き込まれて珍しくざわつく自らの心境が滑稽で思わず笑います。 「……ふ」 染谷千秋 : 「これ、気付かなかった」 鞄に触れながらようやく警戒を解きます。 「……さっきは弾いてごめんな。怪我してねえ?」 千冬の指に自ら触れ、弾いた箇所をまじまじと見ます。 染谷千冬 : 「それぐらいで怪我しない。……」 触れられていないほうの手を、千秋の頭にぽんと置き、左右にゆっくりと動かします。 染谷千秋 : 「ならいーけどさ」 千冬の手に擦り寄りながらその腰を引き寄せます。 「……子供扱いしてんな~?」 半目で笑いながら頬に口づけをします。 染谷千冬 : 「ふ、してない」 口元を緩ませます。 染谷千秋 : 「ほんとかよ?」 薄く笑ってから千冬の髪をわしゃわしゃと撫で返します。 染谷千秋 : 「……千冬」 千冬の髪を整えてから左手を差し出します。 染谷千冬 : 「ありがとう」 手を重ねようとしますが、途中で止めます。 染谷千冬 : 「……カバン、確認する」
カバンの中を見ると、スマホや財布、ハンカチなど、千冬が買い物の時に持って行くものがそのまま入っている。
染谷千冬 : スマホを点けます。
スマホの電源は入ったが、通信はできないようだ。そして不思議なことに、本来なら画面が煌々と辺りを照らすはずが、灯りがいつも以上に絞られている。
染谷千冬 : 「……周りを照らすのは無理だな」 染谷千秋 : 「頼りになんのはあの蛍光灯だけか。心許ねーな」 染谷千冬 : 「そうだな」 スマホをポケットにしまい、手を繋ぎます。 染谷千秋 : これ自分の荷物はどうなってますか? 普段から十徳ナイフ持ち歩いてるんですけど(?)
アワワ… 買い物に出た時の荷物を持っています。そのため普段からナイフを持ち歩いているなら、ナイフもあります。
染谷千秋 : 手をつなぎながら自らの鞄を確認します。 「俺の荷物もあんな。……行こうぜ」
あなた達は歩き出す。一歩一歩進めば、その分扉へ近づく。そのはずだ。 だがどうにも「近付いている」という確信が得られない。周りを見れば、等間隔で配置された仕切り壁と蛍光灯。引かれた白いラインと、変わらぬコンクリートの地面。響く靴音。どれだけ歩いても距離が縮まらない違和感は、あなた達の胸の内に異変として根付いていく。 二人ともアイデアをどうぞ。
染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 90 > 失敗 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 54 > 成功
千秋はこれを恐ろしいとは思わなかった。まるで手のひらを反す様に、その異質に慣れていく。これがそういうものだとあなたの頭は認識する。【1D2の正気度回復】。 s1d1 千冬はそれを恐ろしいと思う。理解出来ないものはいつだって怖い。常識が通じないものは怖い。そもそもここはどこなのだ。自分達はなぜここにいるのだ。どうして、なぜ。【1/1D3の正気度喪失】。 (1D1) > 1
染谷千冬 : s1d100<=71 【正気度ロール】 (1D100<=71) > 86 > 失敗 染谷千冬 : s1d3 (1D3) > 2 [ 染谷千冬 ] SAN : 71 → 69 染谷千秋 : 1d2 (1D2) > 2 [ 染谷千秋 ] SAN : 29 → 31
ふ、と視界が揺らぐ。気付けばあなた達は扉の前に立っていた。 扉は蛍光ピンクのペンキがべっとりと塗りたくられている。じっとりとした空間にそぐわない配色は気味悪さを誘うだろう。
染谷千秋 : 「なんでもありだな」 扉をじっくりと見てみます。
じっくりと観察するが、鍵のような造りはない。開けてくださいといわんばかりだ。
染谷千秋 : 聞き耳!
どうぞ!
染谷千秋 : CCB<=75 【聞き耳】 (1D100<=75) > 19 > 成功
物音は特に聞こえない。
染谷千秋 : 「千冬、入るぜ。いいか?」 染谷千冬 : 「ああ」 こくりと頷きます。 染谷千秋 : 入 り ま す
千秋は扉を開け、その先へ進む。 扉の先は、廃棄されて長い時間が経過しているであろう研究室、その一室に見えた。あちこちにあるキャスターはなぎ倒され、床にはガラス片が散らばっている。端に置かれた椅子や机にも大量の埃が積もり、金属は錆びつき、空気は淀んでいる。割れた蛍光灯が僅かに部屋を照らしているが、先程よりも視界は暗い。 デスクと隣に置かれたモニター、壁際にある資料棚、そして奥にある扉が見れそうだ。
染谷千秋 : 「なにかの研究施設みたいだけど、……にしてもひでーな」 染谷千秋 : 「千冬、そこにガラスがある。気をつけろよ」 モニターを見ます! 染谷千冬 : 「千秋こそ」 足もとを気をつけて見ながら、モニター前まで辿り着きます。
画面がひび割れている。古いもののようだ。 目星をどうぞ。
染谷千秋 : CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 74 > 成功 染谷千冬 : CCB<=78 【目星】 (1D100<=78) > 1 > 決定的成功/スペシャル
二人はモニタの電源が抜けていることに気がつく。後ろにコンセントがあり、繋ぐことが出来そうだ。 千冬はモニタ前にたどり着き顔を上げた瞬間、床に広がるぬめりに足を取られて転んでしまう。そこにも割れたガラスが散らばっていた。千冬は幸運どうぞ。
染谷千冬 : CCB<=55 【幸運】 (1D100<=55) > 28 > 成功
それを見ていた千秋もアイデアをどうぞ。
染谷千秋 : おい 止めるぞ 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 73 > 成功
千冬は床についた手のひらのすぐ近くに散らばるガラス片に自然と目が向く。あの尖った欠片の上に手をついていれば、それなりに痛く血が溢れていただろう。なんと強運だったのだろうか。 すぐに千冬の手を引いて起こした千秋も、千冬が無事だったことに気づき安堵する。今までも、千冬の命が危険な時はあった。今でも記憶に焼き付いている。だからこうして千冬が生きていることに、じんわりと胸を打たれるのだ。 二人とも【1D2の正気度回復】。
染谷千冬 : 1d2 (1D2) > 1 [ 染谷千冬 ] SAN : 69 → 70 染谷千秋 : 1d2 (1D2) > 1 染谷千冬 : 「……こけた」 染谷千秋 : 「千冬、大丈夫か?……怪我してねーな。よかった」 千冬の腕をとっさに引っ張り上げ、すぐに全身を確認し、ほっと息をつきます。 染谷千秋 : 「ここ特に滑りやすくなってるな。危ねー。気をつけろよ」 モニターの電源をつけたい! 染谷千冬 : 「……」ちょっと照れています。
電源を入れれば、液晶は淡い光を放ち、何かの映像を再生し始める。 最初は砂嵐が流れていたが、徐々に映像が鮮明さを得ていく。 そこは見知らぬ、コンクリート張りの部屋だった。長い間掃除がされていないだろう空間は映像越しでも埃っぽく、汚らしく見える。 そこに自分達がいた。驚くかもしれない。あのような場所にいた、なんて記憶はどこにも無いというのに。
染谷千秋 : 千冬の目を!隠します! 染谷千冬 : 抵抗します! 「千秋、隠すな」 染谷千秋 : 「あれみておかしくなる可能性もある。どっちかは待機してた方がいいと思うぜ」 更に抵抗を重ねます! 染谷千秋 : 「……千冬の方が力強いだろ?俺がおかしくなったら抑えてくれよ」 染谷千冬 : 「……」 しぶしぶ飲みこみます。 「じゃあ、どんな映像か言え」 染谷千秋 : 「ああ」 千冬の頭を撫でます。
千秋は千冬の目を塞いで映像を見る。 あなた達は両手を拘束され、目隠しをされた状態で壁際に座り込んでいた。 映像の角度が切り替わる。あなた達の前に、ローブを着た見慣れぬ人物達がいた。それらは何かを喋っているようだが音声は聞こえない。音声は無いようだ。ただ分かるのは、その人物達が各々手に武器のようなものを持っている、ということだけだ。
染谷千冬 : 千秋の言葉を待っています。 染谷千秋 : 「俺達が映ってる。両手を拘束された状態で目隠しをしてる。あんまいい状態じゃねーな。場所はどこか分からねー。映ってんのは壁際だ。これ撮ってるやつに座らされてる可能性がある。……映像の角度が変わった。ローブを着たやつらが武器を持ってる。リーチは腕より少し長いぐらいだ。状況的に、俺達を拘束してるやつだろうな。影になってて顔はみえねー。……なんか喋ってるみたいだけど、音がなくて分かんねーな」 映像はまだ続きますか?
まだ流れています。
染谷千秋 : 続けてみます。
そのうちの一人があなた達に近付き、おもむろに千冬の頭を掴み上げた。視界が塞がれた人物は分からず混乱しているようだが、それを気にも留めず千冬の後頭部を壁に押し付ける。そのまま千冬の体を複数人が固定し、足の付け根に一本のノコギリを当てがった。そこから先、何が起こるのかなんて想像に易いだろう。 音はなかった。ただ木でも切るかのようにローブの人間はノコギリをぎこぎこと前後に動かしていく。千冬が暴れれば面倒臭そうに刃を食い込ませた足を踏みつけ、固定し、また前後に動かす。それは拷問でも何でもない、ただの作業のようだ。音は聞こえないというのに、千冬の悲鳴がびりびりと鼓膜を揺らしたように感じた。
染谷千秋 : ころす 染谷千秋 : 「……」 染谷千秋 : 「千冬が拷問されてる」 染谷千冬 : 千秋の手のひらに覆われた下で瞬きをし、ごくりと喉を鳴らします。
片方が終われば、もう片方も同じだ。作業は淡々と続く。 両足を切り落とされた千冬は体を痙攣させ、床に放り出される。それらは続けて千秋を見た。 千秋も何かを叫んでいるようだが、何を言っているのかは分からない。ただ、ローブの人間達が鬱陶しそうに目線を交わしあったことだけは分かった。 そのまま千秋に近付くと、ローブの人物がその首元に手を伸ばす。大きな手は男のものだろう。それは容赦なく千秋の首をぐるりと囲い、容赦なく締め上げた。そのまま床に押し付け、馬乗りになり首を絞め続ける。千秋は暴れるが、その動きすら他の人間達に封じられた。拘束された両腕は上に持ち上げられ、ローブの人間が先程使用したノコギリを持ち出す。 つまり、そういう事だった。ローブの人間達は腕の付け根部分にぎざぎざの刃を当て、一気に引き下ろす。無音のはずの室内がびりびりと揺れた気がした。首を絞められ、酸素を奪われ、千秋は痛みに喘いでいる。しかし、それすら邪魔だと男は武器を変える。持ち上げたのは一本の斧だ。それを千切れかけの腕に持ち上げ、振り下ろし、そして。 明確に腕が切断された瞬間、映像は終わる。 千秋はアイデアをどうぞ。
染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 29 > 成功
酷い映像だが、それでも今ここにいる自分は無傷で無事だ。それに安堵を覚える。あのような未来も自分達には起こりえるのかもしれない。けれど今まで自分達はどうにかこうにか上手くやって来た。ならば、ああなってはいけない。自分は間違えてはいけない。 それにしても、自由に動く手足のなんと幸せな事か。【1D6の正気度回復】。
染谷千秋 : 1D6 (1D6) > 4 [ 染谷千秋 ] SAN : 31 → 35 染谷千秋 : 「俺も拷問されてる。これが過去に起こったんなら、今生きてんのがありえねーぐらいだ。……逆に未来のことが映ってんだとしたら、なんとしても避けねーとな」 染谷千冬 : 「……わかった」 染谷千秋 : 「終わった。もう大丈夫だぜ」 手を降ろします。 染谷千冬 : 「……ん」 資料棚を見に行きます。 染谷千秋 : 転ばないように支えながらついていきます。
二人で棚を見に行く。朽ちて、今にも崩れ落ちてしまいそうな資料棚だ。どうにか読めそうな本が数冊残っている。 目星、または図書館をどうぞ。
染谷千秋 : CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 75 > 成功 染谷千冬 : CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 98 > 致命的失敗
千秋はタイトルが読めない本を手に取り、開いてみた。それを千冬は後ろから覗き込む。その本には見知らぬ文字が並んでいる。だというのに、なぜだろう。あなたたちはこの文字を「読むことが出来た」。 千秋はアイデアをどうぞ。
染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 34 > 成功
そこに書かれていたのは、様々な異形や人非ざる存在、そして神々の名だ。中にはあなたたちが聞いたことがあるものも混ざっているかもしれない。 千秋がいくら読めど、この状況が打破できそうなものはなかった。 いつもならばこういった場所に現状をどうにか出来そうな情報が入り込んでいそうなものだが、所謂外れというものだろうか。千秋の頭はこれを「現状不要な物」として認識した。少なくとも、これらと今関わっていないならそれは幸福な事である。【1D10の正気度回復】。
染谷千秋 : 1D10 (1D10) > 7 [ 染谷千秋 ] SAN : 35 → 42
s1d1 千冬side: 今まで千冬、そして千秋を弄び、精神に爪を立てたその者達の名が連なっているのである。瞬間、まるで連鎖するようにその時の恐怖がよみがえってきた。ああ、怖い、怖い、怖くて堪らない。 これは千冬を恐怖させ、精神を摩耗させたものだ。それがこんなにもいるというのか。眩暈がしそうだった。日常を生きる世界すら恐ろしく感じるほど、千冬はその見知らぬ存在感に打ちのめされそうになる。【1D6/1D10の正気度喪失】。 千冬はクトゥルフ神話技能を1ポイント獲得します。 (1D1) > 1
染谷千冬 : s1d100<=70 【正気度ロール】 (1D100<=70) > 84 > 失敗 染谷千冬 : s1d10 (1D10) > 2 [ 染谷千冬 ] SAN : 70 → 68 染谷千秋 : そこに映ってる名前覚えたいんですけどどうですか?
不思議と記憶できない。文字として認識しているのに頭に入らないのだ。 それでもその記述に対して何か特別なことを思うながら、覚えておくこともできるかもしれない。 RPをどうぞ。
染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】普段と違う感情を抱えていることに気付くか (1D100<=85) > 94 > 失敗 染谷千秋 : (ここに書いてある単語……前にも見たことあんな。覚えておけば役に立つ可能性が高い。……けど、なんてかいてあんのか分かんねーな。日記の文字読んだ時みてーだ。……俺の脳の問題なのか、この場所にいるから読めなくなってんのか……。後で読めるかもしれねー。念のため撮って、読みを書いとこう) スマホを取り出して本を激写し、音を読めたまま入力します! 染谷千冬 : 「……千秋は、強いな」 ふ、と息を零します。 染谷千冬 : 「……そういえば、思い出した。二年前も、こんなことがあって、こんな会話をしたんだ。千秋が恐ろしいものを見て……俺はずっと庇われている」 染谷千冬 : 「俺はすっかり、怖いと思うようになった。そういった存在は、自然の神秘で温かで包み込むような雄大さとは違っていて……。今は、知りたくなかったとすら思う。でも、そんな時に千秋は、俺を支えてくれるんだ。ずっと、ずっと……」 染谷千冬 : 千秋の頭を撫でます。 「俺は千秋が誇らしい。千秋が大好きだ。そんな千秋に憧れるし、……でも、無理をしないでほしいとも思う」 染谷千冬 : 「庇われるのは、モヤモヤする。でも、千秋の言うことはもっともだ。だから、……言葉にまとまらないな」 染谷千冬 : 「……千秋、普通を忘れないでくれ。俺も忘れない。俺は千秋を引き止める。千秋は俺を励ます。それで……元の世界で、俺たちの生きてきた世界でずっと変わらずに生きたい」 染谷千冬 : 「……机を見てなかった。見よう」 染谷千秋 : 千冬の言葉を聞いてふ、と笑います。 「ああ。元の世界で生きよう」 染谷千秋 : 「庇ってるわけじゃねーよ。適材適所ってやつだぜ。……俺は実際に化物を見たことがあるし、夢でもよく変なの見てるからな。耐性のある俺が見た方がいい」 染谷千秋 : 「……どんな場所でも千冬のいる世界が俺の生きたい世界だ。おかしくなっても、千冬さえ立ってくれてたら俺は戻ってこれる。俺だって千冬に支えられてるぜ」 染谷千秋 : 「こんな状況だ。無理しない、は約束できねーけど、キツくなったら言う。そしたら千冬が支えてくれるんだろ?」 千冬の頬に手を当てて親指の腹で唇をなぞります。 染谷千秋 : 「大好きだ、千冬。早く帰ろう。……そんで、俺達をこんなことに巻き込んできたやつをまた出し抜いてやろうぜ」 染谷千秋 : 机を一緒に見るぞ! 染谷千冬 : 「ああ」
デスクの上には大量の写真が散らばっている。何気なく見たそれは、間違いなくあなたの目を引き付けるだろう。 それは死体の写真だった。それもただの写真ではない。 体を何かで貫かれた者。歪な花を咲かせた者。頭がぱっくりと割れた者。恍惚とした笑みを浮かべ皮膚を剥がれた者。情事の最中交わったまま息絶えた者。その体を異質に変化させた者。数えればきりがないほど沢山の、「異様な死体」が映されていた。 アイデアをどうぞ!
染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 29 > 成功 染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 24 > 成功
どれもよくある話だ、と思う。人間は生きている。生きてればいつか死ぬ。その死の間際がどうであれ、これはただの死体の写真だ。それどころか、これが当たり前だとすら感じる。そうだ、他の奴らがどうかは知らないが、自分達の周りにはこのような異常性が当たり前のように息を潜めているのだ。それを忘れてはならない。【1D3の正気度回復】。
染谷千冬 : 1d3 (1D3) > 1 [ 染谷千冬 ] SAN : 68 → 69 染谷千秋 : 1d3 (1D3) > 2 [ 染谷千秋 ] SAN : 42 → 44 染谷千冬 : (……、……?) 染谷千秋 : (……) 染谷千冬 : (……まあ、いい) 染谷千冬 : 「次の部屋に行こう」 染谷千秋 : 「ああ」
千冬が扉に手をかける。鍵は掛かっていないようだ。ドアノブを回せば、きい、と軋んだ音を立てて扉は開く。 そこは真っ暗な空間だった。足元だけ不自然に灯りがともされており、真っすぐな道を作っている。気味悪く感じて戻ろうとしても、戻るための扉はいつの間にか消えていた。 どうやら先に進むしかないらしい。 アイデアをどうぞ。
染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 70 > 成功 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 89 > 失敗
この先に何が待ち受けているのか分からない。千秋の足取りが重くなる。その場に縫い付けようとしてくる。この先に進んだとして、果たしてこの妙な空間から抜け出すことが出来るのだろうか。 分からない。そんな確証、千秋には得る方法すらないのだ。【1D3/1D6の正気度喪失】。 s1d1 千冬side: 道が続いているならば、進むしかないのだろう。今はなにも無いように見えるが、きっとこの先に進めば何かしらの変化はあるはずだ。今までだってそうだった。 あなたが諦めなければ、その先に続く道や希望はいつだってあるのだから。【1D6の正気度回復】。 (1D1) > 1
染谷千冬 : s1d6 (1D6) > 5 [ 染谷千冬 ] SAN : 69 → 74 染谷千秋 : 1d100<=44 【正気度ロール】 (1D100<=44) > 66 > 失敗 染谷千秋 : 1d6 (1D6) > 3 [ 染谷千秋 ] SAN : 44 → 41 染谷千冬 : 千秋の手を強く握り、先に進みます。
歩き続けていると、あなたの周囲を何か薄ら寒い何かが揺らいでいることに気付く。視界の端だけではない。時折頬を撫でるように、手を掠めるように、それらはあなた達を取り囲んでいる。黒い煙状のそれは何をしてくるわけでもなく、そこにい続けていた。 続けて、ふと妙な音が聞こえてきた。 それは音楽のようでいて、獣の唸り声のようだった。木々のざわめきのようにも聞こえたし、何かの破裂音にも聞こえた。電車の音。料理が炊きあがる音。ブレーキ音。笑い声。人々の悲鳴。古びたレコードの音。嗚咽。吐息。絶叫。優しい相槌。燃え盛る何かの音、音、音。 明確な、これといった名を持たぬ音はあなた達の頭の中をぐちゃぐちゃとかき乱していく。脳に刻まれ、背筋を伝い落ちていく。音は混ざりあい、一つになる。残ったのは、引きつったような異音だ。うぞうぞと耳元で囁くように、音が吐かれている。 アイデアをどうぞ。
染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 27 > 成功 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 39 > 成功
あなたたちはこの音に慣れていく。そうだ、別に何をされているわけではない。ただ妙な音を聞かされているだけだ。自分達が大怪我を負わされているわけでも、追いかけられているわけでもない。そう思えば、この異音すらそよ風のようだった。大したことではない。これぐらいのことであれば、あなたは躊躇う必要もない。【1D6+2の正気度回復】。
染谷千冬 : 1d6+2 (1D6+2) > 6[6]+2 > 8 染谷千秋 : 1d6+2 (1D6+2) > 3[3]+2 > 5 [ 染谷千秋 ] SAN : 41 → 46 [ 染谷千冬 ] SAN : 74 → 82
その時、ふと背後から何か妙な気配を感じた。瞬間、あなた達の視界は全て闇に遮られる。どこに何があるのか分からず、ただ偶然触れ合った手や体から互いの位置を把握することが出来た。 そうして、あなた達は闇の中にそれを見た。 闇を更に上回る黒と、質量を持った異形。ぶよぶよとしたゼリー状の体には大きな口が付いており、音にならない声を上げた。それは目に見えない刃のようにあなた達の体を貫き、びりびりと恐怖を煽る。 鋭く、歪で、数多の目があなたを見ている。あなたを認知している。あなたを狙っている。 それは、あなたたちを「見つけた」。 夜の怪、バグ=シャースを目撃したあなたたちはアイデアをどうぞ。
染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 64 > 成功 染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 4 > 決定的成功/スペシャル
その異形に見下ろされながら、あなたたちの心は不思議と穏やかだった。これと相対したからといって焦る必要はない。まだ可能性はある。まだ逃げ出すことは出来る。 それどころか、あなたたちの恐怖心は勇気に変わる。自分一人ではない。最愛の人が隣にいるからこそ、ここで足を止めてはいけないのだ。 千秋は【2D10+1d5の正気度回復】です。
染谷千秋 : 2d10+1d5 (2D10+1D5) > 5[2,3]+4[4] > 9 [ 染谷千秋 ] SAN : 46 → 55
そうしていると、視界の端に僅かな光が見えた。思わずそちらに目を向けると、一つの扉を捉える。おぼろげな輪郭を照らすそれは確かに光だ。あそこに行けばこの場から逃げ出す事が出来るかもしれない。
染谷千秋 : 「千冬!」 千冬の手を引っ張っていきます。 染谷千冬 : 「……ああ!」
あなたたちは扉を潜り抜ける。回避の2分の1を振ってください。
染谷千冬 : CCB<=37/2 【回避/2】 (1D100<=18) > 64 > 失敗 染谷千秋 : かばいます!!!!!!!!! 染谷千秋 : ずっと千冬の方を見ていたのでかばえます!!!!!!! 染谷千秋 : どうですか!??!?
あなたは手を引っ張っていたので千冬より前にいます。できません。振ってください。
染谷千秋 : ;; 染谷千秋 : CCB<=83/2 【回避/2】 (1D100<=41) > 79 > 失敗
あなたたちの背を、質量を持った闇が撫で上げてくる。ぞわぞわと背筋が粟立ち、反射的にどっと汗を掻く。あなたたちの中から何かがごっそりと削れるような、異質な感覚が残る。 アイデアをどうぞ。
染谷千秋 : CCB<=85 【アイデア】 (1D100<=85) > 24 > 成功 染谷千冬 : CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 20 > 成功
だがしかし、それがあなたの足を止める理由になるのだろうか。いいや、なるわけがない。あなたはそれを払いのけるように力強い一歩を踏み出す。扉の向こうには光が見えた。この先にいつもの日常がある、とあなたは確信する。このような妙な一件ごときで、あなたの人生が終わるわけがない。 千秋は【1D6+2の正気度回復】。
染谷千秋 : 1d6+2 (1D6+2) > 5[5]+2 > 7 [ 染谷千秋 ] SAN : 55 → 62
あなた達はどうにか扉を押し開き、そのドアを潜り抜ける。最後、黒いそれが放った異音が耳に残るが、一瞬だ。落ちる意識と共に、視界は黒に染まる。
まるで夢を見ていたようだ。あなたが一つ瞬けば、そこはあなた達が妙な空間に行く直前にいたスーパーである。周囲には聞き慣れた雑音が飛び交っており、それに身を揉まれ、「ああ、帰って来たのだ」と実感するだろう。 今回も妙な事件だか出来事に巻き込まれてしまったらしい。それに慣れ始めたのか、いまだ怯えているのか。それは人それぞれだろう。 あなたが感じた妙な「感情」が正しいものなのか。さてはて、それはこの先判断すればいいだろう。様々な出来事に揉まれ、変わるものもある。感情も、思想も、生き物と変わらない。 それでも異質なそれらはきっと、あなた達の日常を、理性を、静かに喰い散らかしていく。さてはて、どこまでその自分らしさを抱えて生きて行けるのか。 しばしの平穏に浸かると良い。探索者諸君。
■SAN値報酬 日常に帰ってきたことにより、1D6の正気度回復 ※千秋のみ
■後遺症【感覚麻痺】 1D3シナリオの間、「正気度喪失の値に常に-1」が発生する。 シナリオ中、1回でも【アイデア】に成功した場合付与。精神寄生体の過度な接触による感覚麻痺が原因。
染谷千秋 : 1d6 (1D6) > 1 染谷千秋 : 1d3 (1D3) > 1 [ 染谷千秋 ] SAN : 62 → 63 染谷千冬 : 1d3 (1D3) > 2 染谷千秋 : 異常性に疑問を覚えてあんまりいい気分ではないです。 染谷千秋 : ゆるせん
背景
一人の魔術師が、バグ=シャースの棲みかを経由した空間を作り、神を呼び出した。 呼び出されたバグ=シャースは魔術師を傀儡に仕立てようとしたが、魔術師はこれに反発。逃げた先で「門」を作り出し、この空間から逃げ出すことに成功した。 こうしてバグ=シャースの棲みかと繋がった、魔術師が作り出した空間は破棄される形で残されることとなった。バグ=シャースは様々な人を呼び込み、傀儡を作って信者を増やそうとした。 不運なことに、探索者達もこの神に目を付けられ、門をくぐってしまう。ただ、幸いなのは探索者達が「探索者」であったことだ。 バグ=シャースが与える恐怖で本来精神崩壊を起こすはずだったが、探索者達は過去にそういった出来事に何度も遭遇している。それにより「慣れ」が生じていた。 また、探索者に巣食う精神寄生体の抵抗によりバグが発生。精神的崩壊を防ごうとした精神寄生体の接触により、「恐怖」を「安堵」として捉えるようになってしまう。